歯と認知症の関係について

歯と脳の働きには密接な関係があることが判っています。

歯で物を噛むことによって脳に刺激が伝わり、脳内の運動や記憶、そして思考などをつかさどる部分が活性化されることが判っています。

東北大学の研究では

  1. 健康な人は平均14.9本の歯が残っている。
  2. それに対し、認知症の疑いがある人は平均9.4本の歯が残っている。

この違いは明瞭です。

昨年度(2016年)に実施された世界規模での調査研究では、残歯数が少ない場合の認知症の発症が

アメリカでは 1.12倍

ヨーロッパでは 1.51倍

そして、日本を含むアジアでは 1.76倍

と最高率になりました。

ご自分が若い時と同様に、これからも「自分らしく」「日々の生活を楽しむ」ためには、ご自分の歯をできる限り健康に維持できる様に日ごろからがんばることが不可欠なのです。

西葛西歯科室 院内責任者 歯科医師  渡邊明紀

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