むし歯予防・歯周病予防・定期検診について
生涯にわたりご自分の歯を使い続けるために
西葛西歯科室では、むし歯や歯周病などのトラブルが起きてから治療するのではなく「トラブルが起こる原因を取り除き、健康的な口腔状態を維持する」ための定期的な検査やメンテナンスをおすすめしています。
正しい歯磨きの指導やクリーニング・検査等を受けることにより、むし歯や歯周病にかかるリスクを減らし、高齢になってもご自身の歯で食べられるお口の健康を目指します。
むし歯が進行して神経に達してしまう前に治療を行い、少しでも多くのご自身の歯を残すためにしっかり予防していきましょう。
むし歯や歯周病が与える悪影響
近年の研究で歯周病が全身に多くの影響を与えることが明らかになってきました。
- 早期低体重出産や早産など、出産時のリスクが高くなる
- 口臭の原因の大半は歯周病
- 誤嚥性肺炎・心疾患などへの影響
- 歯を失い、よく噛むことができなくなると脳への刺激が少なくなり、認知症になりやすい
歯周病を予防することは、全身の疾患や生活習慣病の予防にもつながります。
歯を失う原因
再治療を繰り返すたび、自分の歯は失われ、抜歯へと近づいていきます。
自分の歯を長く維持するためには、耐用年数の長い治療を選んだ上で、きちんと予防処置を行い、修復サイクルをできるだけ長くすることが必要です。そうすることで、歯を失うリスクを抑えることができます。
また、むし歯にならないようにご自宅での歯磨きと、歯医者でのメンテナンスをしっかり行うことが大切です。
予防のメリット
むし歯などの口腔内のトラブルを未然に防ぐ
定期的にチェックを行うことで、むし歯や歯周病の予防になり大切な歯をいつまでも健康に維持できます。
治療の痛み・費用を低減できる
痛みや症状がひどくなってから治療するとなると、治療も大変になり、治療費用や期間もかさんでしまいます。
お口の中がスッキリする
歯や歯ぐきをきれいにすることで、お口の中が爽快になります。
TBI ：歯科衛生士によるブラッシング指導
当クリニックでは、歯科衛生士が正しいブラッシング指導を行なっています。
年齢などによって、ブラッシングの注意点が異なります。TBIにより、正しいブラッシング方法をしっかり身に付けましょう。
また、ブラッシングの心地よい刺激は歯ぐきを引き締め、マッサージ効果も期待できます。
※TBI : Tooth Brushing Instructions
PMTC：むし歯・歯周病予防できるプロのクリーニング
PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning）とは、専用の器具やフッ化物入りのペーストを用いてお口の歯垢を除去するクリーニングです。
歯科医師・歯科衛生士などの専門家による清掃でお口の環境を整えます。
着色汚れなども除去でき、歯面を美しく仕上げるため審美的効果もあります。
むし歯予防・歯周病予防の重要性
むし歯になる前に
初期のむし歯は自覚症状に乏しく「痛い」と歯医者へ駆けつけるころには、かなり進行していることがあります。そうならないために、歯医者での定期検診を習慣にしておきたいものです。
むし歯になりやすいお子様の歯
健康な歯は栄養を吸収するために不可欠。
お子様の歯を守ってあげることは、保護者の方が考えている以上に重要なことです。
実は、乳歯や生えたばかりの永久歯はやわらかく、むし歯になりやすくて進行が早いのが特徴。そのため、定期検診が大人以上に大切になります。
乳歯が生え始めたころから歯医者に慣れさせてあげると、苦手意識を持つことがなく、通院がスムーズにいく傾向があります。定期検診を習慣付け、大切な歯を守ってあげましょう。
西葛西歯科室では、むし歯予防の一環として、フッ化ナトリウムを用いた“フッ化物歯面塗布”も行なっています。
歯周病にならいないために
歯周病はむし歯以上に自覚症状に乏しく、異変に気付いたときには症状が進行しているケースが見受けられます。
しかも大人の80％がかかるというデータもあるほど、ありふれた病気。
定期検診を受けて予防することが、何にも勝ります。
忙しい社会人こそ、節目の歯科検診
生活が不規則になると、むし歯や歯周病になるリスクが増えます。忙しい社会人こそ、健康診断や人間ドックを年に一度受けるように、歯科検診も定期的に受診しましょう。むし歯をきちんと治しても、歯垢や歯石は必ず歯に付着します。
忙しい方こそ痛くなって困らないように定期検診や、定期的な歯のクリーニングで「予防の習慣」をつけましょう。
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当クリニックでは「患者様へのご負担が少ない治療」を心掛けています。