西葛西歯科室公式ブログ 67 (治りにくい口内炎 病院を受診した方が良い場合)

一般的に(アフタ性)口内炎は普通の場合、1~2週間ほどで治りますが、長引く場合は要注意です。

口内の状態に関係なく、身体の病気が原因で口内炎が起きる場合があります。

①ガンや糖尿病など

ガンや糖尿病、エイズなどは、免疫力が低下し、雑菌などの影響で口内炎になりやすいと言われています。

②ベーチェット病

ベーチェット病とは、原因不明の自己免疫疾患です。自己免疫機能が身体の組織を攻撃し、失明に至る場合もあります。

ベーチェット病の場合、1cm以上の大きな口内炎ができる特徴があります。

③手足口病

手足口病はウイルスによる病気で、1~5歳に多く発症し、大人でも発症することがあります。

口内炎は痛みが出ると言われています。

④血液のガン

白血病や悪性リンパ腫は自己免疫が低下してしまいます。

すると、お口の中のヘルペスウイルスが増殖して、口内炎ができやすくなります。

 以上、治りにくい口内炎の例を挙げましたが、

頻繁に何度も口内炎を繰り返すようであれば、一度医療機関を受診した方が良いでしょう。

院内担当:歯科医師 渡邊明紀

国立長崎大学歯学部卒)

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