西葛西歯科室公式ブログ 38 (歯医者が怖いという方へ 押して気持ちを楽にするツボの話)
歯医者(歯科医院)には「痛くて、怖い」というイメージがあると思いますが
不安や恐怖を軽減し、気持ちを落ち着かせる「ツボ」についてのお話です。人はストレスや不安、恐怖を感じたとき、感情や情緒を司る脳の扁桃体(へんとうたい)が過剰に興奮してしまいます。
「ツボ」は全身に365個あり、その中でも脳に最も影響を与える「ツボ」が合谷と考えられています。
合谷(ごうこく)…親指と人差し指を開くと“深い谷”のように見える部分で手の甲を上にして、親指と人差し指の骨が交差した部分から、人差し指へ向かって押していき、痛みを感じるくぼみが合谷(ごうこく)です。
なお、血流試験によっても、右手の合谷を刺激すると左脳の血流、左手の合谷を刺激すると右脳の血流が活発になることが明らかになっています。
合谷を刺激すると、前述の扁桃体を落ち着かせる一部の脳の血流を増やし、不安や恐怖を軽減し、気持ちを落ち着かせるたりすると考えられています。
ツボを押すコツ
- 1回5秒以上押します
- 骨をたどって「ツン」とくる正しい位置を押します
- 親指で「痛いが気持ちよい」くらいの強さで押します
合谷は痛みを麻痺させるエンドルフィンを分泌
合谷を刺激すると、脳内に「エンドルフィン」というモルヒネのような物質が分泌され、脳が感じる痛みを緩和してくれます。
中国では鍼麻酔をする際に、合谷のツボが使われています。
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むし歯治療をはじめ、小児歯科・入れ歯など各種治療に対応。摂食嚥下(えんげ)障害のある方は嚥下内視鏡の検査も行なっております。お気軽にお問い合わせください。
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