総合大学で学んだ影響が大きいと感じております-

私の母校は医、歯、薬学部を含め理系

及び分系学部合わせて現在10学部ある

総合大学ですが、在学時は歯学部系サークルではなくて、

教育学部など文系学部生も多い全学系サークルに所属していました。

 

私の主観ではありますが、サークル内では

文系学生、特に女性の学生に関しては

理系学生と比べると、「経験と記憶」から直観的に正解を見い出せる

「感受性」に富んだ人が多かった気がします。

 当時読んだ、ある社会科学者の著書に

「理系学生は文系学生よりも理論と結果を重んじる傾向があって、そして

他人との論議や会話はあまり好まない傾向がある。」との内容の記述があったのが

印象に残っています。

 

「会話すること」は「コミュニケーションをとる」と同義語で、

自分の感受性の豊かさや感情表現の上手さ(質)が問われます。

そして在学中は文系学部の人たち、特に女子学生に大いにこれらの重要性を学ばされました。

 

当然のことながら、歯科医療においても患者さまとの「コミュニケーション」

が成立しないと「インフォームド・コンセント」=「診療法の説明と同意」

は成立し得ません。

 

医療においてケースによっては、理論よりも相手の患者さまの感受性や感覚を

重んじた診療法の選択により、患者さまに対して心情的にも、

より良い結果が得られる場合がよくあります。

 

 言い換えれば「どのような治療が望ましいか」を一方的に強く説明するのではなくて、

「どのような治療をしてほしいか」を上手に、そしてさりげなく、患者さまから聞き出すー

それも歯科医師としての重要な「ヒューマンスキル」だと考えております。

そして、その発想の原点は学生時代のサークル活動に根差したものです。

 

男性の患者さまのみのらず、

女性の患者さまが多いのも、

「多少は患者さまとコミュニケーションがとれているからかな!?」

と思うこともあります。

 

 

 

医療法人社団 桜栄会 西葛西歯科室

 TEL. 03-5667-2821

  院内責任者:歯科医師

   渡邊明紀(国立長崎大学歯学部卒)