西葛西歯科室公式ブログ 59 (コロナ禍で増えている『スマホ顎関節症』とは?)
「スマホ」いじりが習慣の人は
顎(あご)が危険な理由
コロナ禍において急増していると言われるのが「顎(がく)関節症」です。
顎関節症
・食べ物を噛む時に痛みがある
・口の開閉時に「カックン」「コッキン」という音がする
・あくびをすると顎が痛む 口が開けにくい
上記のうちの一つでも症状があると、顎関節症が疑われます。
顎関節症の症状は全身に及ぶことがしばしばあり、
筆者の臨床経験では、顎関節症が憎悪して不眠症を誘発してしまい、
長期間、心療内科とタイアップして加療した女性の患者様もいらっしゃいます。
コロナ禍になって顎関節症が急増してしている原因の一つに、
基本的に日常マスクを装着する生活パターンになり、会話の機会が減ったために
「スマホの長時間使用」を増長していることが挙げられています。
正しい姿勢の場合には、下顎は頭の真下に位置しているので、顎はリラックスした状態です。
しかし、スマホを操作していると猫背になり、下顎の位置がずれてしまい、
関節を構成する骨の位置関係もずれてしまうため、顎の負担が増えてしまうことが
『スマホ顎関節症』の原因の一つと考えられています。
顎関節症は発症してから2週間以内に治療を開始するとすぐに治ることが多く、
症状が出たら、早期の受診をお勧め致します。
医療法人社団 桜栄会 西葛西歯科室
TEL. 03-5667-2821
院内担当 : 歯科医師
渡邊明紀 (国立長崎大学歯学部卒)
(地下鉄東西線 西葛西駅 南口 徒歩1分)
-駅前のビル3階に当院はございます-
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