西葛西歯科室公式ブログ 29 (歯周病と認知症の関係について①)
歯周病が認知症の引き金に
厚生労働省の統計および予測によると、認知症患者数は2025年には700万人までに増えると予想されています。つまり、65歳以上の5人に1人は認知症になるであろうと予測されているのです。
認知症にはいくつかの種類がありますが、その中の『アルツハイマー型認知症』が最近の調査により、歯周病に関係していることが明らかになってきました。また、国立長寿医療センターなどの研究チームにより、歯周病が認知症の症状を悪化させるメカニズムが明らかになりました。
私たちの脳の神経細胞の中に、アミロイドβと呼ばれるたんぱく質の「ゴミ」がたまると神経細胞が壊死し、脳が萎縮することがアルツハイマー病の原因です。歯周病菌が作り出す毒素は、このアミロイドβを増やすことがわかりました。
そのため、認知症の症状を悪化させてしまうのです。早いうちから歯周病の予防をしっかりすることで、認知症の発症を遅らせたり、増悪することを防ぐことができると考えられています。
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むし歯治療をはじめ、小児歯科・入れ歯など各種治療に対応。摂食嚥下(えんげ)障害のある方は嚥下内視鏡の検査も行なっております。お気軽にお問い合わせください。
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