歯周病で歯を失うことが「認知症」につながる理由

成人が歯を失う最大の原因が『歯周病』です。

 ところで、歯でものをかむ時には、ひとかみごとに脳に大量の血液が送り込まれます。

歯と顎の骨の間(歯の根の周り)には「歯根膜」(しこんまく)というクッションがあって

かむ時は歯がこのクッションが約30ミクロン沈み込みます。

その時のわずかな圧力で、歯根膜にある血管が圧縮されて、ポンプのように脳に血液を

送り込みます。

ひとかみで約3.5ミリリットル(市販のお弁当についているしょう油入れと、ほぼ同じ量)

送り込まれるので、よくかむと脳に多くの量の血液が送り込まれて、脳が活性化されます。

 

 歯を失うと脳に送り込まれる血液の量が減少して、脳機能の低下につながり

多くの歯を失うと、やがては認知症へとつながっていく場合があるのです。

 ちなみに、「要介護」となる原因の第2位は「認知症」です(厚生労働省調査)。

お口の健康を維持することにより、健康寿命を伸ばしましょう。

 

 

 

 

 

 

 医療法人社団 桜栄会 西葛西歯科室

  TEL. 03-5667-2821

         院内責任者:歯科医師

     渡邊明紀 (国立長崎大学歯学部卒)